8月初旬。
友人からの依頼で、初めてチョコレートの取材を受ける。
ショコラティエの原田氏も一緒。
彼はお休み中の工房を快く開けてくれて、そこでの撮影になった。
チョコレートのこと、原田氏と出逢い「男と女の為のチョコレート」に共感してくれた話しなど、細かくフードライターのK氏から質問される。
秋の特集号という、なんとも素敵なタイミング。
その間に、クリスマスとバレンタインのオーダー打ち合わせも済ませ、月末にハワイで予定している弟の結婚式の準備へ。

そして私は、大親友のお誕生日を祝うため、家族より一足先にマウィ島へ。彼女と離れてマウイで暮らしている弟が企画して、海辺でのピクニックバースデーになった。私もそうだが、彼女も弟と再会すると自然とギャグの連発。まるで子供の頃に戻ったように。親にとって何歳になっても子供が子供であるように、身長を追い抜かれても成人しても弟はやはりあの頃面倒をみて連れまわした弟だ。本人は否定するかもしれないが。

10歳まで過したサンフランシスコでは、ゴールデンゲートパークが私と弟の遊び場。


 
数日後はホノルルに移動して、弟の結婚式に出席した。
身内とハワイでお世話になっている親戚同様の方々を招いての、アットホームなお式。ハワイ式にレイを来場者にかける。永野家は弟に合わせて、ドレスコードは全員グレイでキメる。
 
 
日頃の感謝の気持ちを込めて、弟は母に結婚証書のサインをお願いした。弟とは8つ歳が離れている私は、彼が生まれる前の事を鮮明に覚えている。私のときもそうだったように、母はつわりがひどく、妊娠後は点滴をうちながらの生活。自分を犠牲にしても、子どものために母親はどんなつらいことも乗り越える。何もしらずに兄弟がほしいとせがんでいた、小さい頃を思い出した。


 
弟夫婦が撮影を依頼したカメラマンが、偶然にも私の高校の後輩だった事が判明し、盛り上がる。


 
シンプルだけど自然の中で行われた式とレセプションは美しかった。1歳半の息子を持つ友人の言葉を思い出す。


 
 
公園を3人でお散歩しながら、私が彼女に「どんな男性に育って欲しい?」と聞くと彼女はこう言った。「一人でも良いから、心から誰かに愛され、そして愛せる人になってほしい」と。弟もいつの間にかそんな男性に育っていたのかな。
 
 
おめでとう。